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Pepperアトリエサテライト開業のススメ

島根県松江市朝日町498 松江センタービル7Fアトリエサテライト松江

アトリエサテライト

全国各地にPepper アトリエサテライトが続々と増えています。
その運営をされている方々はどのようなモチベーションで開業されているのでしょうか。

Pepperアトリエサテライト松江を運営しているエクスウェア株式会社の代田さんにお話をお聞きしてみました。
アトリエサテライトを運営してみようと思われている方、通ってみようと思っている方はどのような場所なのか、参考となれば幸いです。

エクスウェア株式会社 取締役 代田淳平
    
代田 淳平 だいだ じゅんぺい
エクスウェア株式会社 取締役 ITソリューションユニット長
東京都 練馬区出身
2001年新卒にてエクスウェア株式会社に入社。
同社にてプロジェクトの立ち上げ、管理のかたわら Pepper 事業を推進する。
趣味:サッカー、料理、スキー

座右の銘:
夢を見るがいい、試すがいい、失敗するがいい、成功するがいい

 

■エクスウェア株式会社はどのような会社ですか?

エクスウェアは、1995年創業のシステム開発会社です。
スマートデバイス(iPad、iPhone、Android)のアプリ開発やWEBシステム開発を得意とする会社で、MOMONGA というブランドで、自社サービスの開発・運営、受託開発、コンサルなどを行っています。

Pepper アプリは、2014/12 に「ペップレ」をリリースしました。
Pepper アプリも自社サービスだけでなく、受託開発、コンサル、エンジニア教育などを行っています。

ペップレ
エクスウェア株式会社 -ITで世界をHAPPYに-
みずほ情報総研様では新入社員歓迎イベントでエクスウェアのペップレを用いて150名の前でプレゼンテーションを行いました。
    

■なぜPepperアトリエサテライトを運営してみようと思ったのでしょう?

秋葉原によく行ってたので、Pepper App Challange 2015 Winterでアトリエサテライト施策についての発表を聞いて「面白そうだな」と思ったんですよね。

SBRのスタッフに会う機会があったので話を聞いてみたところ初期は「月3,4回イベントやワークショップをやってくれるとありがたいな」と言われていたので敷居が高かったのですが、

もう少し企画が煮詰まってからでしょうか、条件が「月1回程度のイベントがあれば、、」という風に下がっていまして。

このくらいの頻度でのイベントの実施ならそれほど工数もかからないかな、と。

特に目に見えるメリットがある、というわけでもなかったのですが「面白そうだな。」という興味とちょうど釣り合う程度の工数かな、と思いました。

強いてメリットを挙げるとすると、私たちはその時期、島根に支社を開設したばかりだったのですが、地域の中で自分たちで先進事例としてPepperを紹介できたのは良かったですね。

そういう風に運営していく中で「ここがよかったな」と思ったり、製品のヒアリングであるとか、人が集まることで生まれるメリットを出せるように考えてはいるんですが「利益があるからやろう」というモチベーションだとちょっと見合わないかもしれませんね。

■サテライトをする前はどのようなPepperがらみの活動をしていたのですか?

うちの会社にPepperが来たのは2014年の11月だったのですが、12月には学生向けに
ワークショップをやってました。
社会人向けなども含めて、だいたいこれまで20回ぐらいやってると思います。

また、人員はそれほど多くないのですが、Pepper開発では実績もあったのでそれほど不安はありませんでした。

 

■サテライトの選定プログラムはどのような感じだったのでしょう?

ヒアリングはだいたい1時間ぐらい、トレーニングも半日もかからなかったです。
契約まで含めても2か月ぐらいでしょうか。

サテライト担当者:
サテライトそのものが始まったばかりであったため、手続きに時間がかかってしまいお手数をおかけしました。

トレーニング、と聞いて最初はパートナープログラム的なものかと思ってたんですけど、運営ノウハウやワークショップでの受け答えなど、わりと実践的な内容が充実していました。トレーニングを受けておけばサテライトに来場されるお客さんからの質問程度なら、だいたい答えられますね。

もっと突っ込んだお話しになったときのための備えもあれば、とは思いますが。サテライトでの困った質問、というと「開発費いくらですか」と、聞かれて苦笑いとかの方が多いですね。

 

■契約の内容はいかがでしたか?

特に問題はなかったですね。
コミュニティベースの活動なので、違約金とかそういったお金のお話しもありませんでしたし

義務となっているイベントも月1回っていう話だったら特にそれほどの負担とは思いませんでした。

というのも、基本的に社内に人を入れるのに抵抗が無い会社なんですよ。
オープンデスク、クリーンデスクが徹底していて業務情報が外から来た人にほとんど見えないんですよね。
あとは社内のプライバシーマークのルールなどに合わせた運用をしている、というくらいです。

その部分はうちの会社だから、という気はしますけどね。

 

■サテライトになった後の周囲の反響、地方でアトリエを運営する意義や手応えはありましたか?

新卒採用中途採用なんかで若干イメージが上がったかなー、という程度ですかね。

ただ、地方で、というお話で言うと、島根県内の開発会社仲間のなかで「Pepperをやっている」という事で会社のキャラクターがたった、というのはあります。

また、中国四国地域で初めてのソフトバンクの公認のサテライトとなったため、行政からの反応は良かったです。
私企業としての活動、というよりも、アトリエの活動が公益性にかなったものとして映ったのでしょうか。

この前イベントを開催した際には島根県としては初めて私企業の活動に対してプレスリリースを出していただけました。

今後もPepper App Challengeのようなコンテストなどがあるようなら、チーム松江、なんて形で出場できればと考えていたりします。

またサテライトとして使っているスペースは他にも、ドローンや他のガジェット等、色々と連携させられるものがおいてあるので、是非、こういったものを活用して、こちらにも刺激を与えてくれるような方と活動していけると嬉しいですね。

 

■普段行っているイベントはどのようなものでしょう?。

最初に形になるまで準備するのは大変でしたが、使いまわしがきく物なので開発体験のワークショップが一番多いですね。

3人で1チーム、4テーブル。だいたい12人~15人で自分たちのPepperアプリの企画をしよう、というものです。
最初はPepperが1台しかなかったので、Pepper1台で12人ぐらい、本当にギリギリの人数でイベントをしてました。
最近は1台増えたので、もう少し余裕が出てきたんですけどね。

内容としてはPepperの紹介と開発の導入を1~1時間半程度します
そのあと、30分ぐらい自分の考えてきた企画をチーム内ですり合わせていただいて開発に入ります。

開発ツールが1台のPCからしかPepperに接続できないのでチームごとにだいたい15分刻みで交代をさせていきます。
バーチャルロボットが結構うまく出来ているので、なんとかなるものですよ。

最後は発表と講評をする、という流れです。

理想的には、こんな風に自分で考えたアプリを作る、という事を通じて中級者を育てていければ、と考えています。

 

■反響の大きかった特別なイベントはありましたか?

先日開催した事例紹介イベントは反響が大きかったですね。
島根県の方がプレスリリースを打ってくれたり、興味のありそうな方同志が連携してくださったおかげで30人ぐらいの方が来場してくれて、地元のテレビでも取り上げられました。

実際に体験しないとわからないものだ、ときちんとわかっている方が多かったようで、広島など別の県からも来場されたかたがおられたくらいでした。

■これからアトリエサテライトに応募してみようと思っている人達へのメッセージはありますか?

地域性や、運営母体の会社ごとに、いろいろなPepper活用の仕方があるので、そういった独自色を出すことでロボットの世界を広げていけたり、アトリエサテライト同士で情報を共有したり、一緒にPepperの輪を広げていきましょう。